だぶる
「W」これでは無く、映像がだぶる方
懐疑派の友人から聴いた話
彼が職場を解雇され、住んでた住居も出るハメになり、
格安の物件を獲得した、この頃に連絡があったが、
「面白い(怪異)あったらネタよろしく」とだけ伝えて放置していた。
今思えば鬼畜の所存であるが、蒐集家は似た傾向にあるかと。
そんな彼が久しぶりに電話をくれたが、彼はいつもタイミングが悪い。
丁度某収録の最中で、マナーモードでカバンの中であった、
その後電話したが、彼は興奮していた。
「俺の部屋な、やっぱり変だったよ」
「ほほう、ナニカ楽しいことあったのか?」
「あったあった、俺の部屋奥行きあってな、増えるんだよ」
一瞬彼がナニを言ったのか判らず
「はぁ?」とだけ言うと、「お前俺が狂ったとか思ってんだろ」
「正直に言おう、思った」
「まぁそうだな、じゃ取り敢えず今夜家に来いよ、見せてやるから」
自信満々なので、流すのも厄介なので仕事の後に伺った。
その部屋は2LDKのいい部屋、自宅警備員の割にはいい部屋だった。
奥のリビングへ案内され、テレビの後ろの壁を指差しながら、
「ここ、ここにさ部屋が増えるんだよ」
「はぁ?」と再度同じ反応をしてしまった
何でも、時間はまちまちなのだが、夜中から明け方に掛け、
ものの数分だけ、部屋が増えるんだそうな。
その夜一晩付き合いましたが、出ませんでしたが、
彼は絶対に出ると言うので、ビデオカメラ仕掛ける事を勧めて、
この話も現在進行形ですね
進展あれば再度掲載予定と
2015年11月29日
黄色いひつじ