ひつじ昔語り-学校の怪談
通っていた学校が、小学校が100年以上、中学校も50年以上経過していた。
小学校は特に怪談は無かった、しかし、中学になると色々外部からの情報が入るせいか幾つかあった。
七不思議って言葉は無かった気がするが、数点あったと記憶している。
一つ目、夜にグランドを走る黒い人影
これは体育館の外壁に、走っている姿のブロンズのパーツがついていた。
頭・身体・足・腕・靴・掌とパーツになっている、
噂が出た翌日は、微妙に形が変わっているのだと。
今ほどカメラが普及していなかったし、フィルムの時代ですから、
証拠写真て発想は無かったんですよね。
二つ目、第一理科室と第二理科室の中間の空間には化け物がいる
単純に準備室なんだけど、廊下に出る扉あるけど、生徒がイタズラ出来ないように、
荷物積んであって、それが中の照明と偶然が重なると化け物に見えた模様。
三つ目、閉鎖中のトイレに棲むモノ
私の居た当時はベビーブームで子供多くてね、机や椅子を壊す子多かったので、
ストック用にトイレを潰して置いてあったって言うんだけど、
それも嘘っぽいんだよね、だってね、僕が椅子を取りに行ったら、
天井が壊れてて、配管に紐掛けて首吊ってる半透明のヒトいたのだから。
其のくらいかな、後年全部で7つ用意されたけど、大したこと無いねと、
母校に研修いった奴が言ってました。
今日は不発感が否めない
2015年8月1日
黄色いひつじ