ひつじ不思議話-観
少し前の事、こうしてPC前で作業していると、
液晶ディスプレイの向こうから、眼に観られている気がする。
頭のなかに、細面の輪郭に切れ長の双眸が視える
イメージ的には能の面に似ているが、それは誰かが被った面だと確信できる。
それが誰であるか、自分では一切解らないのだが、
常に観られている、とても気になって仕方ない。
ある時、体調が悪くなった時に、右目の側が黒いモヤが掛かった、
視界を奪う程の黒さだ、写真等には一切映らないのが厄介。
その週末、予定が少し空いた為、両国で月一開催のイベントへお邪魔して、
年上の友人に打ち返して貰った、普段は自分の所で自動でやっているのだが、
その当時色々あって、警備が笊だったのが敗因。
打ち返す時、その友人の所に蟠っていたモノも一緒に、眼を送ってきた方の元へ、
相乗して送り返してみたら、あっちは音沙汰無しですね、あっても聞く耳を持たないけどね。
勝手な恨みってのは、困ったもんですよね、実際に会って文句言えないからって、
そりゃ無いわぁ
2015年11月8日
黄色いひつじ