人形話
あの人形の話でも書きましょうかね、笑い話と恐いのと両方
— 黄色いひつじ@毎日修羅場 (@y_meito) 2015, 7月 6
東北の母方の実家の蔵を掃除した時に発見した桐箱、長さ1m程度で重みがあり、
何やら蓋の四方に紙切れが貼ってあった、掠れて文字は読めないが見覚えがある。
相棒と出掛けた際に見かけるあの手のヤツだ
箱を開けるのが怖かったので、従兄弟に開けさせてみた。
布に包まれた人形が入ってた、時代は不明だが綺麗なモノでした。
その後発見したのが私だった為に、親戚中で受け取りの擦り合いなりまして、
結局の所、元の場所への安置が一番良いだろうと丸め込み置いてきました。
然しながら、有る一定の周期でこいつが送られてくる。
親戚曰く、箱が暴れるんだそうです、暴れたら我が家へ送ってくると。
さすがに3回めの時、手持ちに梵字の柄が入ったテープがあったので、
ぐるぐる巻にして送り返したんですが、それでも箱はやってきた。
次に来た時、梵字のテープは綺麗に剥がされていた。
親戚にに聞けば、「そんなもの無かった」と言う。
物理的にありえないんだけどね、その時も梵字テープまきまきして送り返した。
6回めの時は、相棒と師匠にお願いして、イタズラするモノを抑えこんで貰い、
保管庫に封印されたそうで、その際に何が入ってたのか聞いたら、
「子供って無邪気なんだよな」と言って其れっきり。
聞くなって事かと思いつつ、あれから5年経ちますが今のところ問題ないですね。
そんな人形話でした
2015年7月6日
黄色いひつじ