日々是精進 

日々の事、思いついた事等を書く予定、サボリ気味だったのを治そうかなと

人形話

 

東北の母方の実家の蔵を掃除した時に発見した桐箱、長さ1m程度で重みがあり、

何やら蓋の四方に紙切れが貼ってあった、掠れて文字は読めないが見覚えがある。

相棒と出掛けた際に見かけるあの手のヤツだ

箱を開けるのが怖かったので、従兄弟に開けさせてみた。

布に包まれた人形が入ってた、時代は不明だが綺麗なモノでした。

その後発見したのが私だった為に、親戚中で受け取りの擦り合いなりまして、

結局の所、元の場所への安置が一番良いだろうと丸め込み置いてきました。

 

然しながら、有る一定の周期でこいつが送られてくる。

親戚曰く、箱が暴れるんだそうです、暴れたら我が家へ送ってくると。

さすがに3回めの時、手持ちに梵字の柄が入ったテープがあったので、

ぐるぐる巻にして送り返したんですが、それでも箱はやってきた。

次に来た時、梵字のテープは綺麗に剥がされていた。

親戚にに聞けば、「そんなもの無かった」と言う。

物理的にありえないんだけどね、その時も梵字テープまきまきして送り返した。

6回めの時は、相棒と師匠にお願いして、イタズラするモノを抑えこんで貰い、

保管庫に封印されたそうで、その際に何が入ってたのか聞いたら、

「子供って無邪気なんだよな」と言って其れっきり。

聞くなって事かと思いつつ、あれから5年経ちますが今のところ問題ないですね。

 

そんな人形話でした

 

2015年7月6日

黄色いひつじ