日々是精進 

日々の事、思いついた事等を書く予定、サボリ気味だったのを治そうかなと

ひつじ昔語りーさる物件

ある物件の話

知人から噂として聞いていた物件がある、
そこは病院を改装し、老人施設としてリニューアルし使うとの事で、現在改修工事真っ最中だと聞いていた。
 
ただね、そこの物件曰くでは無いかなと思う事がある。
改修工事始まってから、業者が3回変わったのだという。
話だけではやはり決められませんから、現場を見に行くことにしました。
写真もですけど、念の為に動画もって事でビデオカメラも持参で行きました。
6階建ての元病院、間取りも思いっきり変えた様で、頂いた図面とかなり変更されていた。
まるで迷路ですよ、ですので入口からマッピングしないと迷いそうでしたよ。
見ていくと使い勝手を全く無視した間取りで、どう見ても壁の奥にまだ空間あるだろ?と
疑える場所があちこちにありました。
それと、粗方の内装工事は終わっているんですよ、残りの工程を見るに、
私らには関係ないはずなんですけどね、それなのに呼ばれた訳ですから、
多分こっちの仕事じゃないんだなと思いつつ、一通り上まで内覧しましたが、
特にヤバイ場所が4箇所ありました、一箇所は凄かった新規の壁で一面を覆ってあるんですが、
その壁である石膏ボードに大きな魔法陣が書いてあった、
横10m×縦4mの壁にい大きくあったんだけど、あれどうやって書いたのかなと。
 
他にも梵字とか、神社の御札とかあちこちに貼ってあったなぁ。
 
紹介者には悪いがお断りしましたよ、どう考えても精神的に危険だから。
ギャラは破格でしたが、そんなものでは足らないってのも大きいので、今回は辞退しました。
 
実はこの話3年前に来た話でして、つい先日別件の知り合いから、
「こんな物件あるんだけどどうよ」と来たわけです。
物件を持っている方は変わってない様ですが、未だに完成してない方が怖いですよ。
今も入る業者を探しているみたいですが、ここで思った訳ですよ。
この物件のオーナーは解っているんでしょうね、いつまでも完成しなくても良いわけですよ。
定期的に生贄がくれば、この場は維持される訳ですから。
オーナーが何をやっているんでしょうね、怖いですよね。
現代でも普通にこの手の人はいるんですよ。
 
 
 
2015年8月11日
黄色いひつじ